【キャベツ日和。】キャベチュー8と最近感じている嬬恋のこと、私のこと。

9月の一週目の日曜日と言えば、嬬恋村の夏の締めくくりイベント、キャベツ畑の中心で愛を叫ぶの日。 このイベントの日は怒涛の夏を終え9月に入り、ゆる~く秋の風を感じる、そして人の幸せを分けてもらえるような気がするほっこりとしたイベント。

昔、村名の由来を日本武尊が愛を叫んだ地とする嬬恋村から始まったこの○○チューのイベントは、普段なかなかな伝えることのできない想いを叫ぶイベントとして全国各地に広がっています。 台風直撃かに思われた天気でしたが、当日は台風も消滅し、天高く馬こゆる秋晴れ。そう、嬬恋の空はこうでなくては。キャベチューに向かう途中であまりにもキャベツ畑が綺麗だったのでパチリ。 キャベチュー2013-4

イベントも8回目となる今回、私は勤めている会社のビール、嬬恋高原ビール“嬬恋物語”を持ってお土産販売に行ってきました~!私が勤め始めて4年目となる今年、キャベチューへの参戦も4回目。今年で退社するため、キャベチューでビールを売るのは最後になると思い、なんと、司会者のお二人とキャベツ王国の正装といういでたちで衣装もタイアップして行ってきました(笑)!!

キャベチュー2013-6

いつもキャベチューのテーマソングをわざわざ大阪から歌いに来てくれるX+(えくすと)の歌で幕開け。

キャベツ色のTシャツで来てくれましたが、後ろの背景と同化していてよくわかんなくなっちゃった^^;

キャベチュー2013-2 なんだか叫んでる人の姿は撮り忘れたようで・・・写真がありませんでしたが^^; この丘の上の叫び台から叫びます。 キャベチュー2013-5 丘の上のベンチではこんな風景も・・・♪ キャベチュー2013-7

嬬恋で勤め始めて4年目。 それまではスノーボードでの繋がりが多かった嬬恋での人のつながりは、こうした仕事を通してまた違う世界の方々へと広がりました。最近、こうした地方の市町村で働く若者(インターンとかも含む)が増えていて、そうしたシステムを整備し始じめた市町村もあるようです。私は個人的に嬬恋と出会い、嬬恋人と出会い、今の職場で働いていますが、行政や会社のIターンやUターンのシステムを使うにしろ使わないにしろ、自分の育った住み慣れた環境とは全く違うところで仕事をすることは、多くの収穫があると感じています。 私の生まれ育った川崎は東京にも近く、何百万人もの人が住み、日々多くの人との出会いのチャンスがあります。でもそれは多くの人の出会いを逃しちゃうこともある。嬬恋は一万人くらい。そう考えると、いろんな人がその中にギュッと凝縮しているみたい。私はこの4年間に、川崎にいたら出会うことも関わることもなかったかもしれない、色んな職種の方々と自動的に出会い、仕事をすることができたような気がします。良くも悪くも知り合わざるを得ない環境がココにはありました。その中で村全体の色んな生活を垣間見ることができたし、どんな流れで一万人の人々が生活をしているのかがなんとなく見渡せたような気がします。これはもっと大きな川崎のような都市ではなかなか感じることが難しかったことかもしれません。

一方、この4年間に得た経験や繋がりはやはり生まれ育った街、川崎にも還元したいという想いが強くなりました。そういった方向で自分が成長したいし、そんな足場が欲しい。それは川崎でも嬬恋でもとくにこだわりはないけれど、移りゆく状況をどんどん許容しながら動けて成長できるところに身を置きたい、そんな理由からこの秋に嬬恋・上田を離れ川崎に帰ることにしたのです。

嬬恋では川崎から考えると圧倒的に人が少なく、それゆえにいい部分も大変な部分もあります。だからこそ若い人には村に来て、そんな中で自分にできることを考えてもらいたい。そして村では(行政ということに限定する意味でなく)、もっともっと人が流動することに恐れないで、そうやって来る意欲ある若者が成長する土壌を肥沃にしていてもらいたい。 そんな環境がこれからの地方を豊かにするのではないかなーとふと感じた秋の初めだったわけです。 若輩者が生意気ですがあしからず。

yucco

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4件のコメント

  1. 素晴らしい気づきレポートですね。ヨソモノワカモノバカモノとして、道を切り開いて来た人だからこその想いと、様々な方々を慮る優しさを感じました。嬬恋村を好きになる若者が増え、自分の生まれ育った故郷と同じように大切に想う人が増えたら素敵です。たくさんの想い出をありがとうございました!次の夢も応援しています。(嬬恋村観光大使)

  2. コメントありがとうございます。
    ヨソモノワカモノバカモノ代表として、残りの任期を全うしたいと思います!!
    こちらこそ、素敵な思いでや出会いをありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。-瀬尾裕樹子

  3. これは雲助の事を「去年も叫んでいた人ですね」と覚えていてくれたお姉様じゃありませんか(*^^*)

    今回はしっかり覚えたので来年はこちらから挨拶出来るかと思っていたのにちょっぴり残念です…

    でも何年かして旦那様に連れられて今度は叫ばれる立場で再会(って程ではないですが・笑)出来ると祈ってますよ(^-^)

    ふるさと川崎でも頑張って下さいな!

  4. 雲助さん
    コメントありがとうございます!!返信ずいぶん遅くなってしまいすみません。
    エール、ありがとうございます!!嬉しいです。
    でも、来年以降もキャベチューとはなんらかの形でかかわっていきたいと勝手に思っておりますので、またお会いできると思いますよ。またお会いできる日を、楽しみにしてます!!

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