すでにご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、私、瀬尾裕樹子はこの4月いっぱいをもって、京橋ファクトリーを退社し、ビール女子編集長を退任いたしました。
これまでにない切り口でビールに関する発信がしたくて、でも何から手をつけたらいいかわからなくて、嬬恋村のブルワリーに勤めていたときにキャベツ大使こと嬬恋村観光大使の小菅隆太さんに相談したら、「今の時代、仕事ってね、作れるんだよ」「まずは宣言してみることだ」と言われ、その日のうちにブログを作った2013年3月。
それから細々と更新していたらその存在に気づいた見ず知らずの人から連絡をもらってその人たちとウェブマガジン化することになったのが2013年5月。
あれから丸3年が経ちました。
最初は私のブログから、有志のバンドのようにして運営するウェブマガジンになったビール女子も、この3年の間に京橋ファクトリーで事業化し、始めての売り上げが立ち、少しずつそれが続くようになり、今年はビール女子編集部としてもあらたに社員が加わりました。
これからビール女子は、0を1にする立ち上げの3年間から、1を10に、10を100にする拡大の3年間に入っていくこととなると思います。
0→1は生みの苦しみと喜びがあり、ある種圧倒的な熱量が必要でした。
一方で、1を10にしたり100にしたりするには0を1にするのとは違った戦略も必要となってくることと思います。
最初はたった1人から生み出したビール女子の次のステージをこれまでと同じような体制で挑めないのは残念ではありますが、よりよいビール女子になるためにも、私には私のできることをやりつつ、今後はビール女子についてはアドバイザーとしてサポートしていくことになりました。
これまで、お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。
また、今後は基本的にフリーランスとして独立し、ビールだけでない食の世界に活動の場を広げつつ、企画、編集、ディレクションを行っていく予定です。
こちらのお仕事も絶賛募集中です(笑)!
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☞ seno@tablefortomorrow.jp
どうか、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いします。
2016年5月1日 瀬尾裕樹子