ブリュッセルで一泊し、ブリュッセルからケルン、ハノーファー経由で今回の旅の約半分をお世話になるお家へ移動した時のこと。
朝6時25分のICEでケルンに行き、ケルンで3時間の観光を計画。午後1時すぎにケルンを出て、ハノーファーには4時20分着、そこから滞在先の最寄り駅、ライファーデまでは30分くらい。ヨーロッパでは国境を越えて電車が行き来しています。ここで乗る、ICEはドイツのDBという会社の電車。(たぶん日本のJRみたいなの。)
の、はずが・・・。
出発駅のブリュッセル-ミディ駅へ早めに到着すると、電光掲示板には私たちの電車だけプラッツホームの欄が***となっているではないかっ(汗)!!
時間が近くなっても中々表示されないのでインフォメーションへ。インフォメーションのおじさんは超がつくほどの無愛想で、おまけに英語があやしい。ここって国際都市、ブリュッセルじゃないのか?!と思いつつも紙に書いてくれた6時57分の電車に乗るべく、14番ホームへ。私は6時25分の電車が57分に変更になったと思っていたけれど、なんと、57分の電車はルーベンという街に行く電車で・・・。困りはて、14番ホームにいた女性に聞いてみると、幸運なことに彼女もまた、ケルンに行きたかったのです。彼女の名前はジュリア。ジュリア曰く、私たちの乗りたかった電車はテクニカルトラブルのためにキャンセルとなり、ここには来ない、そして57分の電車でルーベンに行くと、アーヘンまでのバスが待っているのでそこからアーヘンまで行って、アーヘンから電車に乗れと無愛想インフォメーションに言われたとか。これはちょうど良かった!!藁にもすがる思いで、ジュリア様と、一緒に行動させてもらうことに。
でも結局、その無愛想インフォメーションの情報は間違っていて、ルーベンにバスはなくブリュッセル-ミディに戻りDelayedスタンプをチケットに押してもらって次のICEに乗ってケルンに向かうことになったのでした。。。その間、行ったり来たりで失った時間は3時間。私たちのケルンでの時間は奪われ、ケルンでは大聖堂をゆっくり眺めることもケルンのビール、ケルシュを飲むこともできず、15分くらいで次の電車の時間に。
聞けば私たちが電車に乗ろうとしていたその日は、前日にドイツ北部を大寒波が遅い、もう少し北の電車はみんなキャンセル。2本目に乗れただけでも運が良かったと言うべきかもしれません。でも、やっぱりケルシュは飲みたかった~(泣)。
ジュリアに「こんなトラブルは時々起こるの??」と聞けば、「Every day!! “That is Germany”.」だそうです。^^;
でも、ジュリアのおかげで駅や電車のスタッフとの会話もスムーズで不安な状況でも乗り切ることができました。*^^*
私にとってはとっても心強い、頼れるジュリア様だったけれど、歳を聞けば若干23歳。びっくりしましたが、本当に大人っぽくて頼もしかった~。
ジュリア、本当にありがとう!!
やっぱり旅でのトラブルはつき物。そこで出会えた人に恵まれ、また新しい旅の思い出ができたのでした。
それにしてもドイツの鉄道事情は毎回思いのほかいろんなことが起こります。
来週はいよいよベルリンに移動。
うまく移動できますよーに!!
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