インターネットが一般的になって、SNSをみんなが使い出し、誰でも発信ができる今の時代。ブロガーなのかライターなのかわからない人たちがいっぱいで、世の中に文章が無料で溢れかえっている時代。一体メディアってなんだろう、自分たちはメディアをやっていて、何を発信したいのだろう、なんてモナトリアムに陥りそうになりながら日々粛々と仕事をしていて、最近やっぱり一番大切にしたいなと思うことにいきついた。
それは、嘘のない、文章を書くということ。
WEBマガジンであろうと、雑誌であろうと、書籍であろうと、記事広告だろうと、オウンドメディアであろうと、まわりまわってこれからも大事に読まれるものは「嘘のない、文章」。
以前、
「本当だから役に立つ、役に立つから面白い」ものを作っている
と教えてくれたのは”北欧くらしの道具店”の代表、青木さんでした。
なるほどな・・・と思ったものの、自分なりに自分の言葉で信条とするにはもっとしっくりくる言葉があるんじゃないか、そう考えてたどり着いたのが「嘘のない、文章」。
多分私は、役に立たなくても、本当じゃなくても、嘘じゃないことを一番大事にしたいのだ。
日本語ってたくさんの表現があるから、なんとなく選んでも外れてはいない表現ができるのだけれど、いつもどれを選ぶのかきちんと迷うことを面倒くさがらずに、常に真摯に。