先日、あの、元ミスユニバース公式栄養士をされていた、エリカ・アンギャルさんの講演会に行ってきました。
早稲田大学大隈講堂で行われた講演会。
久しぶりの大学に足を踏み入れる、というドキドキ体験でした。
エリカさんのお話しは、
・「カロリーを減らす=痩せる」ではない
・食事は常にバランス良く
・グルテンフリーダイエットについて
・トランス脂肪酸の脅威
・ω3系脂肪酸の効果
・伝統的な和食は最高のバランス
・ダイエットはトータルバランス
などなど、盛りだくさん。
さらには30分近くに及ぶ質問タイムで、皆さんたくさんの質問をされていました。
内容的にはスッと入ってくる部分と、グルテンフリーダイエットなど、その効果について疑問が残る点もあったりと、色々でしたが、聴衆を惹きつけるお話しは参考になることもたくさん。
なにせ、あんなに若い大学生の女の子たちが会場に集まっていたことはさすがだな、と思いました。みんな、やっぱり綺麗になりたいのだよね。
そんな中でも、特に共感できたのが2つ。
「ダイエットはトータルバランス」
食事だけでも、運動だけでも、休養だけでもダメだけど、常にパーフェクトを目指す必要なんかない、小さな、できることから。
というようなことをおっしゃっていたこと。
ごくごく当たり前のようなことですが、これが中々できないのですよね。
そして、やはり参加者でもいました。
エリカ教の入信者で、「エリカさんの本を読んでお魚がタンパク源として良いと聞いて朝も夜もお魚を食べています…」って。そこからでは何とも言えないけれど、いかんせん、極端なんだよね。
強迫観念に駆られることも、極端に振り切ることも、必要ないのです。
パーフェクトでなくても、毎日の小さな意識の違いがいつか大きな差となって現れる。チリツモなのです。
そして、もう一つ。最後の学生さんからの質問でこうもおっしゃっていました。
「食事は最高のコスメティック」
日本人の女の子は化粧品にたくさんお金をかけるけれど、本当に綺麗になりたかったら、その分を少し食事に向ければ、内側から綺麗になれる。
確かに、良いオリーブオイルとかナッツとか全粒小麦のパンとか、エリカさんオススメの食材はちょっと高いけど、そう考えると捻出できそう。
そんなちょっとした考え方のきっかけが、人を動かすのだな、と。
そして、多忙ながらも美をキープすることを心がけるエリカさん。立ち姿も美しく、やはりそれは栄養を志すものとして、そこは見習っていきたいと思います^_^