この前WEBマガジンビール女子にて掲載した、こちらのコラムでは、ベルリンに行ったときに知り合った、ナオコさんというベルリン在住のジュエリーデザイナーの方に案内してもらった、ベルリンたべものツアーの一部を紹介したのですが、同じ日に、実は他にも色々行っていました。様々な文化の混ざったベルリンを食というフィルターを通してご紹介します。
ビール女子で紹介した、コチラも合わせてどーぞ。
【編集長yuccoのビール女子旅inドイツ】運命に導かれて出逢った新進気鋭のベルリンビール。
空き地活用プロジェクト農園
空き地だったところの活用法を考えるというプロジェクトで、その企画に賛同した人たちがそれぞれ作りたいものを作り、夏にはここで作ったものを食べられるカフェも登場するそう。
土を赤いコンテナに入れて野菜を育て、寒い冬はコンテナを移動できる(室内とか?)ようにしたのだけと、結局そのまんまなのだとか。
日本人の方もこのプロジェクトに関わっていて、みつばを育てていました!
夏は賑わっているらしいのですが、冬だったので夏に育ててたものがそのまんまになっていて、ちょっと寂しい感じ。冬の活用法とか、コンテナ移動とか、課題も色々ありそうですが、とっても興味深い提案。
空き地を空き地のままにせず、活用法を見出すことで、この地域の治安の向上とかもあるのかな。また、この地域はクリエイティブな人が多く集まる地域でもあったりして、発想が豊かな人が集まり、何かやろうとしている感じがありました。まさにベルリンの小さなコミュニティで行われている、ソーシャルデザイン(社会の問題を解決するデザイン)の一つと言えそうです。
トルコマーケット
ドイツにはトルコ人が移民として多く、たくさんのトルコ人が住んでいるクロイツベルクの川沿いでやっているマーケット。
さすが、地中海沿いの国、オリーブも充実。
Imbiss(立ち食い)もあったけど、本気料理のお惣菜屋さんも。マルクトハレでかなりお腹いっぱいだったはずだったのに、目だけ食べたい病。
お魚屋さんも!!めっちゃ豪快な陳列。
ベルリンでは毎日、毎週末という感じであちこちでマーケットがあるのですが、ここはかなり異国情緒溢れていて刺激的でした。果物や野菜、惣菜などの食品系の他、絨毯とか、アクセサリーとか色々あってやたらカラフルな印象でした。
ベルリンで1番美味しいファラフェル屋さん(たぶんクロイツベルク)
食べ歩いた結果、ここが1番!というファラフェル屋さんに連れてってもらいました。最近ではキッチンカーみたいので冷凍ものを売るところもあったりするみたいですが、ここは無愛想なおばちゃんがやっている、昔からあるお店。英語は通じず、ドイツ語も通じにくい、何語なら通じるんだっけな(笑)。
ファラフェルとは中東のひよこ豆やそら豆のコロッケのことでそれを3個と野菜などをラップでクルクルまいて手渡されます。かなりのボリューム!!
かじった後ですが(笑)
美味しかったー(o^^o)
クロイツベルクのおしゃれカフェ
たぶんクロイツベルクのファラフェル屋さんの通りの近くのニューヨークっぽい(気がする)おしやれカフェ。
最近、クロイツベルクやノイケルンにはこうゆうおしゃれなカフェが増えているらしく、海外からやってきたクリエイターが集ってるみたいです。経営者とかスタッフにも外国人が多いらしくて、最近、注文は英語でお願いしますとか言われることもあるのだとか。
私たち旅行者にはありがたいと言えばありがたいけど、ココ、ドイツですよね??
一般的に美味しいものがないとも言われやすいドイツですが、あえて今回は食をテーマにしたドイツ旅行だったので、個人的には新たな面が発見できた気がします。
特にベルリンは職が少なく、首都にしては家賃が安く、生活の糧を企業に求めようとするのではなく自ら生み出そうとする人や海外からの移民が集まりやすい土壌にあります。
そんな土地柄、生み出されるデザインは美術や音楽、ファッションにとどまらず、食や社会問題にまで活用されるという、 ベルリンという街の多様性とか柔軟性とかを見た気がします。