栄養学はほぼ終わっている。

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いきなり衝撃のあるタイトルで栄養学を一緒に勉強してきた仲間やお世話になった先生方、ごめんなさい。

いや、”ほぼ”とつけたのは、一部では最新の研究が今尚続いているのは事実だからです。

終わっているのは、一般的に取り入れるべき食事からの栄養学という部分について、ですね。

これって私が学生だった8年前から、すでに私のまわりでは言われていたこと。

詳しくいうと…
栄養学で普遍的に大切なのは次の3つ。

①エネルギーを充足する
栄養学の根本として、一番大切にされるべきは、“エネルギーの充足”なのです。これは今後、天変地異でも起こらない限り変わらない。

使う分は補う。それがないと、栄養失調になっちゃうから。

そして、それとともに気にするべきは、運動量。
なぜなら、健康は運動と食事と休養から作られるから。

消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスが良くても、絶対的に運動量が少ない人は健康を実現するのが難しいのです。

②エネルギー源の内訳を考える

エネルギー源のして挙げられる栄養素に、タンパク質、脂質、炭水化物、があります。

これらの比率を考えることが重要になります。

エネルギー源として脂肪が多いと、脂質代謝異常になりやすかったり、タンパク質が多すぎると腎臓に負担かけたり、ね。

③ビタミン・ミネラルのバランスを考える

主に、体の機能を調整してくれるビタミン・ミネラル。
これらは生きるための糧になるわけではなく、生きるための糧となるエネルギー源をエネルギーにするために必要な栄養素。

糧がないのにここだけ気にしても、本末転倒なのです。というわけで最後。

ほらね?簡単でしょ。
栄養学の大部分はね、この3つだと思うのです。大人も子どもも高齢者もスポーツ選手も。

今行われている多くの研究はビタミンやミネラルの微量物質が神経伝達において重要だ、とか、肥満遺伝子のコントロールに関わる、とか、糖尿病の治療において有効だ、とか。

重箱の隅をつつくような研究です。
(私はこれを重隅研究と呼んでいる)

上記の3ステップをすっ飛ばして、重隅研究ばかりが取り上げられている印象。
もしかしたら、それらの研究の成功により、すごく良い薬ができて、何かの治療に使えるかもしれない。

でもそれはもはや栄養学というより、薬学、医学の世界。

栄養とは、食品が口に入る前の摂食行動から嚥下、消化吸収を経て代謝され、排泄に至るまでの一連の営み、と大学のころ、ノートにとったことをいまでもよく覚えています。

この一連の流れは人間が進化して新たな機能を獲得しない限り、変わらないし、これを全体的に行っていくのが本来の栄養学のあるべき姿なのではないかと思っています。

この3つがしっかりしていたら、AはBに効くというような重箱の隅をつつくような研究に藁にもすがる思いで飛びつくような状態にはならないし、予防できる病気もたくさんある。

もちろん、どんな病気でも食生活をしっかりしていたら防げるというわけではないので、重隅研究も続けられる必要はありますけどね。

そこは科学者さんに未来の医療のためにも頑張ってもらって。

まぁ、だいたい、今を生きる多くの人には関係ないし、関係なく生きることができるよう、一緒に考えていきたいものですね。

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