信州のジュエリー、それはもちろん赤いリンゴと白と紫のブドウ。
その中でも私が愛してやまないのが、皮ごと食べられる種無しブドウ、ナガノパープル。
私もリンゴの害虫について研究していた学生時代お世話になっていた、須坂市にある果樹試験場で開発された比較的新しいブドウです。
巨峰とリザマートという二種の交配により平成2年に改良が成功、平成16年に登録されていて、現在は長野県内でしか栽培が認められていない、貴重な品種なのです。
従来のブドウがそのまま単に皮ごと食べられるようになったという印象ではなく、皮も柔らかく渋みが少ないわりにブドウの風味がしっかりしていて濃厚さをさらに増しています。また、皮に含まれるポリフェノールも取れ、ゴミも出ない、手も汚れない、という一石四鳥くらいの素晴らしさ。
横着な私が好きになるわけです。
ナガノブランドとして、県外へも流通していますが、県内ならスーパーや直売所でも見かけることが多く、信州を離れることでその安さや手軽さを手放すことになると思うと残念でなりません。
長野の秋の味覚、ぜひ味わってみてほしいです。
注:食べ過ぎにはご注意を。皮は食物繊維豊富なので下痢になります。
yucco
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