昨年12月6日から26日までの20日間滞在したドイツですが、前半9日間は北部のハノーファー、ブラウンシュバイク、ヴォルフスブルクという三都市のちょうど間にある、ヒラーゼ(Hillerse)という村のドイツ人のご家庭にお世話になっていました。
到着した次の日、パパがお仕事でハンブルクに行くというので便乗させてもらうことに!!
ヒラーゼからハンブルクは車で一時間半ほど(ちなみにドイツの高速は速度無制限なので時間から距離は測りかねるけどね。笑)。
行く道すがら、「ハンブルク人は気高い」と聞かされたけれど(ハンブルクの人、ごめんなさい)、どんな街なんだろう?とドキドキワクワク。
パパが仕事の間、街に放たれて教えてもらった名所を巡ります。
まずはハンブルクの名建築、市庁舎。
ドイツでは市庁舎のことをRat Hausと言い、多くの街が古くて美しい市庁舎を保存し、今でも使っています。もちろん、観光客もタダで入れちゃうから、これまた素敵な観光スポットです。
そんなドイツの数ある市庁舎の中でも有名なだけあって通りを抜けて目に入った瞬間、「うわぁっ♡」と声が出てしまうほど。
この青い屋根が建物にとってもよく生えていて本当に素晴らしく綺麗でした。
北海からの水を引いて内湖と外湖という人工湖をもつハンブルクの街中には運河もあります。やっぱり水辺がある街には情緒が溢れていて素敵。
2011年に環境首都に認定されたハンブルク。街のあちこちに赤いゴミ箱が設置されているのは他の街でも見たけれど、ハンブルクのは何やらメッセージが書かれていました。
多分、よくわかんないけど、人々の環境美化精神をくすぐる、ドイツ人には分かるユーモアある言葉たち。
この時は旅の前半だったから気づかなかったけど、たしかにこの後行った街に比べて、街角が1番綺麗だったかも。
他にもハンブルクには美しい建物がいくつもあります。その一つが聖ミヒャエル教会。
中はため息が出るほどの美しさで、ハンブルクという街の繁栄を象徴しています。
塔に登ることもできて、眺めは最高に綺麗でした。
やはり海に近いだけあって、突風が吹いていたのは言うまでもないΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
それから、曇ってて分かりづらいけど、夕暮れが綺麗だった、SPEICHER STATD(シュパイヒャーシュタット)。ハンブルクの港街らしい、赤レンガ倉庫群です。現在でも倉庫として使われているところがある他、レストランや色々なショップ、ホテルとなっているところもあるようです。いつかこんなところ泊まってみたい〜♡
ハンブルク人は気高いとパパが言っていたけれど、この素晴らしい街並みやその歴史、この街に生まれたこと、住んでいることを誇りに思い、それを守ってきた。きっとそれが彼らの自慢なのだろう、そんな風に感じました。
その甲斐あって、街は本当に美しく、見所満載。日本で言えば、横浜や函館のような街でした。そんな、素敵な街に住んでいるハンブルク人はやっぱりちょっと羨ましかったり。パパの言葉にはきっと、そんな気持ちがこもっていたのかな?なんて思いながら海風寒い港町の散策でした☆彡
yucco